特長と構造
両持支持機構、ピン歯車機構の採用により
- 定格トルクの7倍のトルクがかかっても壊れない
- 剛性が大きく、バックラッシが小さい[6 arc.min.(分)]
- 低減速比(1/11~1/31)で高出力回転が出せる
- トルク密度が高い
大きな荷重を直接支持するために、主軸受(大型アンギュラ玉軸受)を内蔵している
- 納入時にグリースを封入している
- 専用インプットスプラインおよびモータフランジの採用でモータが簡単に取りつけられる
作動原理

サーボモータの回転がインプットギヤからスパーギヤに伝わり、インプットギヤとスパーギヤの歯数比分増減速されます。これが第1減速部です。

クランク軸は、スパーギヤに直結されており、スパーギヤと同じ回転数で回転します。

クランク軸の偏心部には、ニードルベアリングを介してRVギヤが2枚取り付けられています(RVギヤが2枚あるのは力のバランスをとるため)。

クランク軸が回転すると、偏心部に取り付けられたRVギヤも偏心運動(クランク運動)します。

一方、ケース内側のピン溝には、RVギヤの歯数より1本多いピンが等ピッチで配列されています。

クランク軸が1回転すると、RVギヤはピンに接触しながら1回偏心運動(クランク運動)します。その結果、クランク軸の回転方向と逆の方向に1歯分RVギヤが回転します。

その回転を、クランク軸を介してシャフト(出力軸)に伝えます。その時、クランク軸に対しシャフトの回転数をピンの本数分減速することが出来ます。これが第2 減速部です。

総減速比は、第1減速部の減速比と第2減速部の減速比の積になります。


型式表示
ご注文、ご照会の際は下記の型式コードでご指示ください。
型式コードの選定
- GH100の速比記号は21、31のみとなります。
- GH100は出力フランジタイプのみとなります。
- 型式コードは、型式コード早見表を参照の上選定してください。
- 型式コード早見表にないサーボモータをご使用になる場合は、
インプットスプラインセットおよびモータフランジ(標準品または半加工品)より、
ご使用サーボモータに合うパーツを選定してください(カタログ15~23ページ参照)。 - その他特殊仕様については弊社へお問い合わせください。
定格表
| 型番 | ![]() |
![]() |
||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 速比記号 | 11 | 21 | 31 | 11 | 21 | 31 |
| 速比 | 461/41 | 21 | 153/5 | 11 | 21 | 31 |
N-m(kgf-m) |
69(7) | 167(17) | ||||
rpm |
50 | 50 | ||||
バックラッシ arc.min |
6 | 6 | ||||
ロストモーション arc.min |
6 | 6 | ||||
慣性モーメントI(I=GD2/4) Kg-m2 |
0.440×10-4 | 0.233×10-4 | 0.173×10-4 | 1.751×10-4 | 0.960×10-4 | 0.806×10-4 |
質量 Kg |
8 | 15.5 | ||||
| 許容トルク | ||||||
起動・停止時 N-m(Kgf-m) |
206(21) | 500(51) | ||||
瞬時最大 N-m(Kgf-m) |
480(49) | 1166(119) | ||||
| 許容出力回転数 注記.2 | ||||||
連続運転時 r.p.m. |
150 | 150 | ||||
間欠運転時 r.p.m. |
270 | 270 | ||||
| 型番 | ![]() |
![]() |
![]() |
|||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 速比記号 | 11 | 21 | 31 | 11 | 21 | 31 | 21 | 31 |
| 速比 | 11 | 21 | 31 | 419/39 | 21 | 723/23 | 20.375 | 31.4 |
N-m(kgf-m) |
235(24) | 392(40) | 980(100) | |||||
rpm |
50 | 50 | 50 | |||||
バックラッシ arc.min |
6 | 6 | 10 | |||||
ロストモーション arc.min |
6 | 6 | 10 | |||||
慣性モーメントI(I=GD2/4) Kg-m2 |
1.410×10-4 | 0.618×10-4 | 0.444×10-4 | 0.711×10-3 | 0.451×10-3 | 0.219×10-3 | 1.68×10-3 | 1.31×10-3 |
質量 Kg |
15.5 | 35.5 | 90 | |||||
| 許容トルク | ||||||||
起動・停止時 N-m(Kgf-m) |
706(72) | 1176(120) | 2942(300) | |||||
瞬時最大 N-m(Kgf-m) |
1646(168) | 2744(280) | 6865(700) | |||||
| 許容出力回転数 注記.2 | ||||||||
連続運転時 r.p.m. |
150 | 150 | 65 | |||||
間欠運転時 r.p.m. |
250 | 250 | 135 | |||||
- ※ 定格表は減速機単体の仕様値を表しています。
- 1. 慣性モーメントは減速機本体とインプットギヤを考慮した値です。インプットスプラインの慣性モーメントは含まれておりません。
- 2. 許容出力回転数は稼働率によって発熱による制約を受ける場合があります。
1サイクル当たりの稼働率が50%を超える場合や、連続運転時の許容出力回転数を超えてご使用の場合は弊社へお問い合わせ下さい。








定格トルク
定格出力回転数




