精機カンパニーは、産業用ロボットの関節等に使われる精密減速機を主力製品とするナブテスコ株式会社の社内カンパニーです。

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RD SERIES RD-Cシリーズ/ RD Seriesは、世界のロボット市場で200万台の実績を誇るRV減速機をもとに、さらに使い易さを追求しました。

特長と構造

高信頼性・高剛性・高精度・高減速

両持支持機構、ピン歯車機構の採用により

  • 定格トルクの5倍のトルクがかかっても壊れない
  • ねじり剛性が非常に大きい
  • バックラッシが小さい[1arc.min.(分)]
  • トルク密度が高い(小さい体で大きなトルクを出す)
  • 高減速比がとれる(MAX i=1/258)
大荷重支持

大きな荷重を直接支持するために、主軸受(大型アンギュラ玉軸受) を内蔵している。

使い易さの追求
  • 中空構造のため、ケーブル等を減速機内部に通せる。
  • グリースを封入している。
  • カップリングおよびモータフランジの採用でモータが簡単に取りつけられる。

作動原理

サーボモータの回転がインプットギヤからセンターギヤの大歯車に伝わり、次にセンターギヤの小歯車からスパーギヤに伝わります。この所で歯数差分の減速が行われます。ここが第1減速部です。

クランク軸は、スパーギヤに直結されており、スパーギヤと同じ回転数でまわります。

クランク軸の偏心部には、ニードルベアリングを介してRVギヤが2枚取り付 けられています。(RVギヤが2枚あるのは力のバランスをとるため)

クランク軸が回転すると、偏心部に取り付けられたRVギヤも偏心運動 (クランク運動)します。

一方、ケース内側のピン溝には、RVギヤの歯数より1本多いピンが等ピッチ で配列されています。

クランク軸が1回転すると、RVギヤはピンに接触しながら1回偏心運動(クラ ンク運動)します。その結果、クランク軸の回転方向と逆の方向に1歯分RVギヤが回転します。

その回転を、クランク軸を介してシャフト(出力軸)に取り出すことにより、 クランク軸の回転数をピンの本数分減速することが出来ます。

総減速比は、第1減速部の減速比と第2減速部の減速比の積になります。

型式表示

定格表参照

定格表

型番コード RD-010C RD-027C RD-050C RD-100C RD-200C RD-320C
速比コード(速比値) 081(81) 100(99.82) 109(109) 101(100.5) 106(105.83) 115(115)
108(108) 142(141.68) 153(152.6) 150(150) 156(155.96) 157(157)
153(153) 184(184) 196(196.2) 210(210) 206(206.09) 207(207)
189(189) 233(233.45) 240(239.8) 258(258) 245(245.08) 253(253)
243(243)          

定格トルク

N-m(kgf-m)

98(10) 265(27) 490(50) 980(100) 1960(200) 3136(320)

定格出力回転数

rpm

15 15 15 15 15 15

定格寿命

Hr

6000 6000 6000 6000 6000 6000

起動停止許容トルク

N-m(kgf-m)

245(25) 662(67.5) 1225(125) 2450(250) 4900(500) 7840(800)

瞬時最大許容トルク

N-m(kgf-m)

490(50) 1323(135) 2450(250) 4900(500) 9800(1000) 15680(1600)

許容出力回転数[連続]  注記.2

rpm

48 36 30 24 18 15

許容出力回転数[間欠]  注記.2

rpm

80 60 50 40 30 25

バックラッシ

arc.min

1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0

ロストモーション

arc.min

1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0

バネ定数

N-m/arc.min (kgf-m/arc.min)

47(4.8) 147(15) 255(26) 510(52) 980(100) 1960(200)
主軸受の容量

許容モーメント

N-m(kgf-m)

686(70) 980(100) 1764(180) 2450(250) 8820(900) 20580(2100)

瞬時最大許容モーメント

N-m(kgf-m)

1372(140) 1960(200) 3528(360) 4900(500) 17640(1800) 39200(4000)

許容スラスト力

N(kgf)

5880(600) 8820(900) 11760(1200) 13720(1400) 19600(2000) 29400(3000)

α寸法  注記.4

mm

91.2 112 136.8 148.9 204.4 245.9
注記 : 
  • 1. 定格表は、減速機単体の仕様値を記します。
  • 2. 許容出力回転数は、稼働率によっては発熱による制約を受ける場合があります。
  • 3. 減速機の慣性モーメントは、減速機本体ならびにカップリング外形寸法図をご参照ください。
  • 4. α寸法は、許容モーメント・許容スラスト力の項をご参照ください。